こたつとサボテンのある一人暮らし

都内で一人暮らしを初めて1年半。30代独身女性による生活や趣味のブログです。

一人暮らしをはじめよう③【物件探し~内見編 その2〜】

前回までのブログの続きです。

私が一人暮らしをすることを決意してから、実際に物件を決めるまでのお話。

 

【前回までの記事はこちら】

物件探し~条件絞り込み編~

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物件探し~内見編 その1~

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③N駅徒歩5分のアパート

3軒目の内見は、前回のK駅よりもさらに下り、ターミナル駅まで約15分くらいかかるN駅にある2階建のアパートです。

正直このN駅には降りたこともなく、住みたい気持ちは全くありませんでした。しかも想定していた家賃より2000円オーバー。

ですが不動産屋さんに見せられたお部屋の写真の印象が良く、予算はオーバーするものの風呂トイレ別、駅からも近いので一応見に行ってみることにした物件です。

 

不動産屋さんの車でN駅につくと、ここでは近くのコインパーキングに車を停めて物件に向かいました。(道が狭いので物件の前には駐車できなかったため)

はじめて降り立ったN駅でしたが、意外と人通りがあり、駅前から小ぢんまりとした商店街が続き、雰囲気がとても良い。好印象をもちました。

 

商店街をしばらく歩き、脇道に少し入ったところに目指すアパートがありました。

外観は特にすごく綺麗なわけでもなく、普通。築20年以上だったのでそれなりです。

部屋は2階で、やはりオートロックはなし。外廊下から直でお部屋です。

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いよいよ部屋に入るといきなりコンロを置く台がありました。そう、この物件、玄関がめちゃくちゃ狭い!玄関と廊下の段差もありませんでした。ただし靴箱(5足入り)は一応ある。足りるのか…?

 

コンロを置く台と並んで割と広めのシンクがありました。コンロ台も2口のものが置る十分なスペースがあり、シンク下と上には棚が。

台所スペースは一人暮らしにしては広めで使いやすそうです。

 

台所の向かい側はお風呂です。特に狭すぎることもなく、一般的なユニットバスのトイレがない感じ。

お風呂の隣はトイレ。ここはけっこう広めで温水便座が完備されています。収納も壁とドア側の上部にあり、充分と言えるでしょう。

ここまで見て思ったこと、

やっぱりバストイレ別は良い!!

先ほど見た物件よりもこの時点でだいぶテンションが上がります。

家賃の制限からバストイレ一緒の物件でもしょうがないと思っていましたが、実際に見てみるとその予想は一瞬にしてくつがえりましたね。

 

不動産屋のお姉さんにバストイレ別は良いですね〜っっとひとしきり感動を伝えながら、

いよいよ奥のお部屋の部分を拝見してみます。

第一印象は、狭い!

正方形に近い形で、5.5帖しかありません。間取り図で見て狭そうだな〜っと予想はしていたものの、実際に見てみると想像以上に狭い。

正方形に近い部屋の形も狭く感じる原因かも知れません。

狭さに目をつぶれば壁紙なども張り替えられた感じがあり、綺麗で好印象。

 

収納は普通サイズの一般的なクローゼットがついていて、問題なし。

また、バルコニーもありますがここも狭かったです。

普通のベランダだと外に出られる幅があると思いますが、このアパートは出られるほどの幅がそもそもない作り。

例えばベランダで家庭菜園などは出来なそうですが、洗濯物を干すだけなら問題ないかなと感じました。

 

この物件、部屋が狭いこと以外は問題ないなと思いました。

 

④S駅徒歩14分の和室のお部屋

N駅を後にし、再び車で最初のS駅に戻ります。

次もやはり不動産屋さんに紹介してもらった物件です。

希望のS駅にある物件ではありましたが、駅から徒歩14分と遠く、築年数も40年くらいいっている和室のお部屋です。

なぜ内見に行ってみようと思ったかというと、S駅なのに家賃が安かったから。この物件がもし良ければ予算より5,000円ほど安くすみます。

 

物件の場所はS駅からだいぶ離れた住宅街のど真ん中。

細い道ばかりで車の運転も大変そうでした。

ついてみるとアパートというよりは一軒家のような見た目で、1階に大家さんが住んでいるとのこと。何かあった場合は安心なのかも知れません。

築年数があるので新しい感じましませんでしたが、一軒家にしてはしっかりした造りだなという外観。

 

大家さんちの家の門をくぐり、外階段を登ると手前と奥の2箇所にドアがあり、奥のドアが内見する物件とのこと。

 

と、ここで不動産屋のお姉さんの様子がおかしくなります。

どうやら指定の場所に鍵がない様子。慌てて電話をし始めるお姉さん。

事情を確認すると、なんとこの物件、階段の途中に設置してある袋に鍵が入っているはずだったそうなのですが、なぜかそこに鍵がなかったそうです。

これにはびっくりし、呆れました!!

管理がザックリ!!

おそらくは不動産屋さんのせいではなく、大家さんの意向だったんでしょうけど。

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不動産屋さんは引き続き電話で鍵が今どこにあるのか問い合わせている様子でしたが、

この時点で私はもうこの物件に住むことはないだろうと思い、

ここは内見はしなくて良いとお姉さんに伝えてお店に帰ることにしました。

(その後、鍵は部屋内の設備の工事をする業者さんが一時的に持っていたことが判明)

 

住む物件を決定

以上が私の物件探しでした。

実際に中まで見たのは2件のみでしたが、この中から住むところを決めます。

決めてとなったのはバストイレ別という点。

ネットで物件を検索しているときは家賃の点からバストイレは一緒でもしょうがないと思っていましたが、やはり実際に見ると絶対に別が良いと感じました。

特に私は長風呂が好き(平均1時間ほど)なので、毎日使うお風呂ではなるべくリラックスして過ごしたい。

 

というわけで、③N駅徒歩5分のアパートに決定しました!!

本当はN駅の物件は自分ではあまり調べていなかったので、もっと検索をかけて調べてみても良かったのですが、

・急行が止まる駅で徒歩5分の立地

・バストイレ別でこの家賃なら妥当

・N駅〜物件までの雰囲気が良かった

・大島てるで検索したけど事故物件ではない

以上の理由で物件探し1日にして決めました。

 

実際にこのアパートに住んで1年半が経ちますが、部屋が狭いこと以外は問題なく楽しく過ごしています。

大きいソファを置きたい!とかめちゃちゃ洋服が多い!などの場合はちょっと困る部屋なのかなと思いますが、友達を4人呼んで鍋パも問題なくできますし、ちょっと妹が泊まりに来てもこたつの脇でなんとか寝られるスペースはありました。

ここに決めて良かったと思っています。

 

反省点

家賃の交渉をしなかったことです。

例えば不動産屋さんに伝えてあった家賃の予算の2,000円オーバーだったので「2,000円家賃が安くなったら即決する」などの交渉方法があったな〜と後から思いました。

実際に家賃の交渉で下がるかどうかは分かりませんが、言うだけ言ってみれば良かったです。

もしそれで家賃が月2,000円下がったら1年で24,000円、全然違いますもんね。

 

あとは、内見時に友人についてきてもらえば良かったです。

もう一人暮らしをしたことのある友人に来てもらえば、実際に生活するとこういう部分が困る、などのアドバイスをもらえたと思います。

また、一緒に内見に行く不動産屋さんのスタッフの方と相性が良くなかった場合にも気まずくなりません!私と同行してくれたスタッフさんは若い女性の方で、残念ながらあまりお部屋の説明もしてくれず、放置プレイ。笑

自分一人で見て判断するのは意外と難しいです。

できれば誰かと話しながら、冷静な意見ももらいながら決めたいものです。

 

以上、物件探しの記事はこれにて終了です。

実際に物件が決まると一人暮らしへのモチベーションが一気に上がりました。

あとは引越しなどの具体的な算段をするのみ!

 

こうして私は一人暮らしへの大きな第一歩を踏み出したのでした。